「将来何になりたい?」と聞くと「考えてない」と答える子がいる。そういうものなんだろうか。自分の場合は小さい頃からアレになりたいコレになりたいといろんな夢を思い描いていたものだし、今でもそれは萎縮することがないどころか拡張を続けてさえいるように思う。「趣味は?」「好きなものは?」という問いにも「ない」の一点張り。思わず「へ?」とか言ってしまう。不思議すぎる。「一体何が楽しくて生きているんだオマエは!」と言いたくなる(言わないけど)。
そんなことをわざと言っているのだろうか。「コレになりたい」という発言を笑い飛ばされた的なトラウマでもあるのだろうか。それとも、発達段階の子供にはそういう夢に目覚めていない(?)ような子もいて、それは個人差の範囲だと考えなければいけないのだろうか。
夢も趣味も好きなこともないというメンタリティが本当にわからない。問いばかり立てても、それに対する答えが一向に浮かばない。気を取り直して、「何か好きなことを見つけてごらん。どんなことをするのにも、それは君の力になると思うよ」というようなことを言ってみる。我ながらずいぶん軽率でその場しのぎな発言だと思う。本当にこれでいいのだろうか。
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